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2018 ジラード ソーヴィニョン・ブラン ナパ・ヴァレー
Girard Sauvignon Blanc Napa Valley
【このワインについて】
生産国 アメリカ
地方 カリフォルニア
アぺレーション ナパ・ヴァレー
ワイナリー ジラード・ワイナリーGirard Winery
ヴィンテージ 2018
色 白
ぶどうの品種 ソーヴィニョン・ブラン 100%
栓 テクニカルコルク
容量 750ml
アルコール度数 13.9%
【楽しみ方と保管方法】
(ティスティング・ノート)
まずレモンの果皮、キウイ、そしてメロンなどの生き生きとした香りが広がります。味わいは、はっきりとした酸とタンジェリン・オレンジ、酸味
のあるパイナップル、そしてほのかなメロンの香りからなるしっかりとした骨格が感じられ、みずみずしい果実とミネラル感とのバランスが素晴ら
しく、すっきりとしつつ生き生きとした余韻があります。
【生産情報】
(ヴィンテージノート)
2018 年はほぼ理想に近いヴィンテージで、果実の生育も安定していて、その後の収穫期も長く安定したペースで進みました。収穫量は例年よりもいくらか少なめでしたが、その分ブドウの品質は高くなりました。
(ブドウ栽培)
畑 :このソーヴィニョン・ブランには、厳選された畑のブドウが使用されています。一つはナパ・ヴァレー南東部にある畑、そして大部分はセントヘレナのカリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ(料理学校)のちょうど向かいにある特別な自社畑のブドウから造られます。これらの畑は、ナパ・ヴァレー・ソーヴィニョン・ブランの典型である、生き生きとしたトロピカルフルーツの風味を生み出すことに定評があります。
(醸造)
発酵・熟成:100 %ステンレスタンク
総酸度: 5.6g/L
pH: 3.39
残糖: 2.9g/L
【ワイナリー】
(ワイナリー情報)
ジラード・ワイナリーがナパ・ヴァレーの素晴らしい品質を反映するワイン造りを始めたのは、その畑に最初にブドウが植えられて 30 年経った時でした。ナパ・ヴァレーはその品質によって世界で最も有名なニュー・ワールドのワイン産地になりました。ジラードがその地に自分の根を下ろした復興の頃と時を同じくしてナパ・ヴァレーの名声は上がっていきました。
ナパ・ヴァレーのベンチマーク年となった 1976 年はフランス人審査員によって自国のワインとナパの新興ワインとのブラインド・テイスティングが行われた年です。そこで皆が驚いたのは、白・赤両方のカテゴリーでカリフォルニアワインが一番に選ばれた事でした。フランスの猛反発をよそにこの有名なパリ・テイスティングはカリフォルニア・ワインがオールド・ワールドと対等に肩を並べるワインになった事を証明しました。
今日、ジラードはその頃と同じような復興の道をたどっています。カリフォルニアで長年ワイン造りに携わってきたパット ・ ロニーは新しい世紀に入ってまもなくワイナリーを購入しました。パットのワイン業界でのキャリアはシカゴにある有名なレストラン ʻ パンプ ・ ルーム ʼ のソムリエから始まりました。その後出身地であるカリフォルニアに戻り、最終的にはソノマにあるシャトー ・セント ・ ジーンの社長にまで上り詰めました。
ジラードでのパットはシャルドネとカベルネベース等の今までのワイン造りを続ける一方で、ナパで一世紀にもなる樹齢のジンファンデルやプティット ・ シラーの品種にも注目したワイン造りをしています。また、ヴァレーの西と東の端にそれぞれ位置するダイヤモンド ・ マウンテンとハウエル ・ マウンテンの新しい畑の植樹も進めています。 ジラードのゴールは今までと同じようにリッチで完熟したブドウ、そしてナパ・ ヴァレーのフレーヴァーを十分に表現することです。また、ポートフォリオの一部にはシャルドネの栽培に理想的な冷涼なコンディションを持つソノマのロシアン ・ リヴァー ・ ヴァレー産シャルドネもあります。