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2016 ザ・ヒルト ピノ・ノワール エステート サンタ・リタ・ヒルズ
The Hilt Pinot Noir Estate Santa Rita Hills
「Rancho Salsipuedes」内、The Old Guard とThe Vanguard に使われない区画から造られるワインで、この敷地の個性が全面的に伝わってくるワインに仕上がります。
【プレス】
91 ヴィノス - アントニオ・ガローニ
93 ワイン・アドヴォケイト
【このワインについて】
生産国 アメリカ
地方 カリフォルニア
アぺレーション サンタ・リタ・ヒルズ
ワイナリー ザ・ヒルトThe Hilt
ヴィンテージ 2016
色 赤
ぶどうの品種 100% ピノ・ノワール
栓 ナチュラルコルク
容量 750ml
ボトルサイズ 750ml
アルコール度数 14.1%
【楽しみ方と保管方法】
(ティスティング・ノート)
黒果実、赤果実、緑の果実、黒胡椒、ブラックベリー、バラトン・チェリー、パープル・セージ等のエキゾチックなアロマがあります。口に含むとブラック・プラムが香り、2016 年ヴィンテージ特有のビロードのような滑らかな質感と、シルキーなテクスチャがあります。タンニンはきめ細かく、黒果実と酸、そしてスパイスの要素が口の中で一体化します。強風が当たるヒルトのエステート・ヴィンヤードらしさが出ている、少しワイルドなピノ・ノワールです。
【生産情報】
(ブドウ栽培)
Bentrock, Radian, Sanford & Benedict 平均樹齢8 〜45 年
(醸造)
フレンチオーク樽(30%新、70%使用済)
【ワイナリー】
(ワイナリー情報)
ザ・ヒルトは、サンタ・バーバラ・カウンティの沿岸部の自社畑からシャルドネとピノ・ノワールを生産するプレミアムワイナリーです。カリフォルニア・カルトワインの代名詞であるスクリーミング・イーグルのオーナー、StanKroenke(スタン・クロンキー)が所有し、スクリーミング・イーグルの姉妹ワイナリーとして知られています。
将来を期待される若き才能あふれるワインメーカー、マット・ディースが醸造を務めます。マットは「透明感」があるワインの醸造を得意とし、畑のテロワールをワインにそのまま表現させることができるスペシャリストです。彼は醸造科学を専門分野としていて、巷では土壌オタクと呼ばれています。そのオタクの彼だからこそつくれるワイン、それがザ・ヒルトのシャルドネとピノ・ノワールです。
ザ・ヒルトのワインに使われるブドウは、とても過酷な自然環境で栽培されます。東西に広がるサンタ・リタ・ヒルズ AVA は複雑に入り組んでいて、北向き、南向き、太平洋付近、内陸の 4 つの地区に分けられます。ザ・ヒルトが使っている畑は太平洋により近く、海風の影響を受ける北向きの区画です。栽培がとても難しいことで知られる地区ですが、最良のブドウが育つと言われています。
ザ・ヒルトが本拠地を構えるこの辺りは Rancho Salsipuedes(ランチョ・サルシプエーデス)の名称で知られ、太平洋から内陸 20km の位置にあります。ここは海から吹き込む冷たい風を遮る障害物が一切なく、起伏に富んだ高原で、様々な標高、向き、土壌、ミクロクライメートがあります。この畑の多様性がザ・ヒルトのワインに独特な個性と複雑味を与えています。
この Rancho Salsipuedes には「Radian」、「Bentrock」、「Puerta del Mar」の3 つの自社畑があります。ザ・ヒルトでは、これら畑からスタイルの異なる 3つのブレンド・ワインを造ります。新樽を多めに使い果実味と骨格が感じられる「ザ・ヴァンガード」、旧樽をメインに使いオールドワールドの繊細さとアロマをフィーチャーした「ジ・オールド・ガード」、そして両極端とも言えるこの 2 つのワインの「ちょうど真ん中」的なニュアンスでブレンドされるエステートワインがメインのラインナップです。
2019 年には「Puerta del Mar」の敷地に待望のワイナリーが完成しました。